数百冊の蔵書を収納できるライブラリー階段がある家Works Case#05 横浜都筑T様邸
引き継いだご実家の建て替えにあたり、自分たちの数々のこだわりと期待以上のアイデアを実現してくれる会社を探していたというT様。「たくさんの蔵書を収納できる本棚と実家の植栽を活かしながらも街並みに調和する洗練された外観の家」。これがT様のゆずれないポイントでした。
建築家が提案したのは「ライブラリー階段のある家」。階段脇の壁一面に収納力たっぷりの本棚をつくり階段をライブラリーコーナーとしても活用できる画期的なプラン。「まさに自分たちのイメージ!限られたスペースを有効に活用したアイデアに感激!」とバウハウスデザインにお決め下さったそうです。お引き渡し後も「本当に使い勝手良く大満足です。」と嬉しいお言葉を頂きました。
【基本情報】
- 敷地面積/165.5m²(50.15坪)
- 延床面積/115.11m²(34.78坪)
- 家族構成/夫婦2人、子供1人
- C値:0.24cm² / m²
- Ua値:0.51W /(m²・K)
「1階リビングか2階リビングか」
建築家/木内 浩司(ワーズワースクラフト一級建築士事務所)

目の前が桜の木のある公園。このポテンシャルをどう生かすかが設計者としての大きな仕事の一つ。木内氏はこのプテンシャルをどう読みといたのか?桜の花が咲く時期は、やはり桜を眺められる設計としたいところだ。しかし、桜の期間はおおよそ1週間程度。1年を通じて桜の開花を楽しめる時期は短い。そのことを十分に施主と話した結果、設計のコンセプトのメインを公園の桜にしないこととした。
桜の時期には、オープンデッキにでて家族で花見を楽しだらどうかという提案。普段の暮らしに重点を置いた木内氏の設計は、家族の日々の暮らし方と直結する。暮らしの本質にアクセスする木内氏ならではのコミュニケーションで施主の本来の要求品質をとらえた設計となった。
建築家プロフィール/木内 浩司