北西の2面が公園に隣接する住まい。
土地のパフォーマンスを活かした開放感のあるリビングが魅力の住まいWorks Case#16 鎌倉市W様邸
鎌倉の閑静な町並みで新たな暮らしを始めようと土地探しから始めていた。そこに、北西の2面が公園に隣接する土地との出会い。公園越しには鎌倉の住宅街を一望できる高台の立地。土地のパフォーマンスを活かした開放感のあるリビングが最大の魅力。
【基本情報】
- 敷地面積/ 208.9m²(63.2坪)
- 延床面積/110.96m²(33.56坪)
- 家族構成/大人3人
- C値:0.2cm² / m²
- Ua値:0.48W /(m²・K)
「公園に囲まれたポテンシャル」
建築家/石川 昂(アーキテクチャー・ラボ石川昂建築設計事務所)

石川氏は、この土地を見た時に大きなポテンシャルを感じた。北西側の2面が公園に面している。しかも、住宅街の公園で人の出入りが少ない。公園越しには鎌倉の街並みが眼下に広がる。このポテンシャルを最大限生かすのが石川氏の最大のミッションとなった。
プライバシーを過度に気にしない住まい手の性格も理解し、北西側に大きな窓を配置するという通常のセオリーと反する思い切った間取りを提案。公園と中庭がシームレスにつながり、まるで公園が自分の庭のように感じる設計とした。週末に友人が遊びに来る光景が目に浮かぶ。石川氏らしい遊び心が満載のバウハウスデザインを代表する住まいとなった。
建築家プロフィール/石川 昂